タダ電に加入中に引越しが決まったとき、「このまま継続できる?」「どんな手続きが必要?」と不安になる方は多いです。
結論からお伝えすると、タダ電は引越しによる住所変更に原則対応しておらず、解約が必要です。ただし、一部の例外もあります。
この記事では、引越し時の解約手順・費用・引越し先での電力会社の選び方まで、必要な情報をまとめて解説します。
結論:タダ電に加入中に引越しすると原則として解約が必要になる
タダ電は引越しに対応したサービス設計になっていません。引越しが決まったら、まず「解約が必要」と覚えておきましょう。ただし、条件によっては手続き不要のケースもあります。
引越し先でタダ電をそのまま継続利用することはできない
タダ電は、契約時に登録した供給地点に紐づいたサービスです。引越しによって供給地点が変わる場合、同じ契約を引越し先に引き継ぐことはできません。
「住所を変更すれば使い続けられる」と思いがちですが、電力の契約は住所ではなく供給地点単位で管理されています。
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 引越し先が別の建物 | 解約が必要 |
| 同じ建物内での移動 | 要確認(次の見出しを参照) |
引越し先でのタダ電再申し込みも2025年3月に受付を停止済みで現在は不可
引越し先で改めてタダ電に申し込もうと考えている方には、残念なお知らせがあります。タダ電は2025年3月をもって新規申し込みの受付を停止しています。
現時点での状況をまとめると、以下のとおりです。
- 引越し先への契約引き継ぎ:不可
- 引越し先での新規申し込み:不可(2025年3月に受付停止)
- 解約後にタダ電に戻ること:不可
そのため、引越し後は別の電力会社を選ぶ必要があります。
例外:供給地点特定番号が変わらない住所表記のみの変更はアプリで対応可能
引越しの内容によっては、解約不要のケースがあります。それは、供給地点特定番号が変わらない場合です。
| ケース | 具体例 | 手続き |
|---|---|---|
| 供給地点番号が変わらない | 行政上の住所表記変更など | アプリで住所変更のみ |
| 供給地点番号が変わる | 別の建物への引越し | 解約が必要 |
供給地点特定番号とは建物ごとに割り振られた電気の住所にあたる番号のこと
供給地点特定番号とは、電力会社が電気を届ける地点を特定するための番号です。住所とは異なり、建物・メーターごとに個別に割り振られています。
- 住所が変わっても番号が変わらないケースがある
- 番号が変わるかどうかが、継続利用できるかの判断基準
- 不明な場合はアプリで番号を確認後、サポートへ問い合わせを
住所変更はタダ電アプリのマイページ内「住所変更」から手続きできる
供給地点特定番号が変わらないケースでは、アプリだけで手続きが完結します。手順は以下のとおりです。
- タダ電アプリを開く
- マイページに移動する
- 「住所変更」を選択して新しい住所を入力する
電話やメールは不要です。引越し後できるだけ早めに手続きを済ませましょう。
タダ電の引越し手続きはメール解約のみ・電話不可なので注意
タダ電の解約手続きは、メールのみの対応となっています。電話での解約受付はおこなっていないため、事前に流れを把握しておくことが大切です。
解約メールの送付先・記載項目・手続きの流れ
解約の手続きはシンプルですが、記載漏れがあると手続きが遅れる場合があります。以下の内容を事前に確認しておきましょう。
解約メールの送付先はタダ電公式サイトに記載のサポートアドレス宛
解約メールの送付先は、タダ電公式サイトのサポートページに記載されています。
- 送付先はタダ電公式サイトのサポートアドレス
- 個人のSNSや問い合わせフォームからの解約は受け付けていない
- 送付先アドレスは必ず公式サイトで最新情報を確認する
件名・本文に記載する項目は4つ(氏名・お客様番号・供給地点特定番号・使用停止希望日)
解約メールには、以下の4項目を必ず記載してください。
| 記載項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 契約者名をフルネームで記載 |
| お客様番号 | アプリのマイページで確認 |
| 供給地点特定番号 | アプリのマイページで確認 |
| 使用停止希望日 | 引越し日に合わせて設定 |
記載漏れがあると手続きが完了しない場合があります。送信前に必ず確認しましょう。
お客様番号と供給地点特定番号はアプリのマイページから事前に確認できる
メール送信前に、アプリで2つの番号を確認しておくとスムーズです。確認手順は以下のとおりです。
- タダ電アプリを開く
- マイページに移動する
- 「お客様番号」と「供給地点特定番号」をメモする
解約手続きは引越し日の1〜2週間前までに済ませると安心
解約メールを送ってから手続きが完了するまで、数日かかる場合があります。引越し日のギリギリに送ると、使用停止日の調整が間に合わないリスクがあります。
| 手続きのタイミング | リスク |
|---|---|
| 1〜2週間前 | 余裕をもって対応できる ✓ |
| 数日前 | 手続きが間に合わない可能性がある |
| 引越し当日 | 旧住所の電気が止まらないトラブルの恐れ |
引越しのタスクが多くなる直前期を避けて、1〜2週間前には解約メールを送ることをおすすめします。
タダ電の引越し解約にかかる費用は原則0円・ただし日割りに注意
引越しに伴う解約で「違約金が発生するのでは?」と心配する方もいますが、タダ電の解約費用は原則0円です。ただし、引越し月の請求については注意が必要です。
タダ電の解約料金・違約金は一切かからない
タダ電は解約に関する費用が一切かかりません。
- 解約料金:0円
- 違約金:0円
- 手数料:0円
契約期間の縛りもないため、引越しのタイミングに合わせて気軽に手続きできます。費用面での心配は不要です。
引越し月の電気代とタダ分は利用日数に応じた日割り計算になる
解約月の請求は、利用した日数に応じた日割り計算になります。月の途中で解約した場合、タダ分の無料上限額も日割りで算出されます。
| 項目 | 計算方法 |
|---|---|
| 電気代 | 利用日数に応じた日割り |
| タダ分(無料上限) | 月の無料上限額を日割りで按分 |
| 超過分の料金 | 日割り後のタダ分を超えた分に課金 |
例:4月15日に解約した場合のタダ分の上限は月の残り日数で按分した金額になる
たとえば、4月15日に解約した場合のタダ分の上限は以下のように計算されます。
- 4月の日数:30日
- 利用日数:15日
- タダ分の上限(月額5,000円の場合):5,000円 × 15 ÷ 30 = 2,500円
この2,500円を超えた電気使用量については、1kWhあたり70円で課金されます。月の前半で解約するほどタダ分の上限が減るため、引越し日のタイミングも意識しておきましょう。
解約後の最終請求は翌月以降に届く場合が多い
解約月の電気料金は、解約したその月には請求されません。
- 解約月の利用分は翌月以降に請求されることが多い
- 請求書やアプリの通知を見逃さないよう注意する
- 引越し後もしばらくはタダ電からの連絡を確認できる状態にしておく
解約後にメールアドレスを変更する場合は、最終請求を確認してからにすることをおすすめします。
引越し先の電力会社は自分の使用量に合わせて選ぶのがポイント
引越しを機に、自分の生活スタイルに合った電力会社を選び直すチャンスです。電気の使用量によって、お得になるプランが異なります。まずは自分の使用量を把握することから始めましょう。
電気使用量が少ない人はタダ電のような定額無料型の新電力が向いている
電気の使用量が少ない方には、一定額まで電気代が無料になるタイプのサービスが向いています。
| 使用量の目安 | おすすめのプランタイプ |
|---|---|
| 月の電気代が5,000円以下 | 定額無料型の新電力 |
| 月の電気代が5,000円以上 | 従量料金の単価が低いプラン |
タダ電は毎月最大5,000円分の電気代が無料・超過分は1kWhあたり70円で課金
タダ電のサービス内容をあらためて確認しておきましょう。
- 毎月最大5,000円分の電気代が無料
- 無料上限を超えた分は1kWhあたり70円で課金
- 電気使用量が少ない一人暮らしや二人暮らしに特に向いている
現在タダ電に未加入の方も、引越し前の現住所でまだ申し込める場合があります。引越しまでの期間を活用して電気代を節約したい方は、次の見出しも参考にしてください。
電気使用量が多い人は従量料金の単価が低い電力会社を選ぶとお得になりやすい
電気をたくさん使う家庭では、無料上限を超えてしまい、かえって割高になるケースがあります。
- 家族世帯や電気使用量が多い方は従量料金の単価に注目する
- 大手電力会社や新電力の料金プランを比較してから選ぶ
- 電力会社の切り替えには通常1〜2週間程度かかるため、早めに手続きする
引越し先の地域によって選べる電力会社が異なる点も覚えておきましょう。
引越し前にタダ電未加入の場合は現住所で今すぐ申し込めば引越しまでの電気代を節約できる
「タダ電をまだ使っていない」という方にとって、引越し前は絶好のチャンスです。現住所でタダ電に申し込めば、引越しまでの期間の電気代を節約できます。
| 状況 | 対応策 |
|---|---|
| タダ電未加入・引越しまで日数がある | 現住所で今すぐ申し込む |
| タダ電加入済み・引越しが決まった | 1〜2週間前に解約メールを送る |
| 引越し先での利用を希望 | 別の電力会社を検討する |
タダ電は申し込み後に最短で利用開始となるため早めの手続きが必要
タダ電は申し込みから利用開始まで一定の日数がかかります。
- 申し込み後、切り替え手続きが完了してから利用開始となる
- 引越しまでの残り日数が少ない場合は、切り替えが間に合わないこともある
- 少しでも節約したい方は、引越しが決まった段階で早めに申し込む
引越しのバタバタが始まる前に、電力会社の手続きも済ませておくと安心です。
まとめ
- タダ電は引越しによる継続利用・再申し込みが現在不可
- 解約手続きはメールのみ・引越し日の1〜2週間前までに済ませる
- 解約費用は0円・引越し月は日割り計算になる
- 引越し先の電力会社は電気使用量に合わせて選ぶ
- タダ電未加入の方は引越し前に申し込めば電気代の節約になる
引越しの手続きは何かと多くなりがちです。電力会社の手続きも早めに済ませて、余裕のある引越し準備を進めてください。
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